えごま(油)

冷涼な気候を好むシソ科の植物で、岩手では昔から栽培されています。別名「じゅうね(ん)」。搾った油を使うほか、炒ってすりつぶして砂糖や醤油などを加え、和え物や餅のあんなどにも利用。餅にからめた「じゅうね餅」は岩手の郷土料理です。
脂質である必須脂肪酸のα―リノレン酸が豊富で、これが不足すると免疫力が低下するので、適度な摂取が必要。またエネルギー消費量が多いアスリートは、脂質からのエネルギー摂取も大切です。